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年間行事

盆綱(ぼんづな) 毎年8月13日

毎年8月13日、つくば市下岩崎地区では、小学1年生から中学2年生までの子どもたちが「盆綱(ぼんづな)」と呼ばれる大きな綱を引きます。

「わっしょい!」「がっしょい!」と交互に元気な掛け声をかけながら、一所懸命に綱を引く子どもたちの姿はとても頼もしく、地域の夏の風物詩ともいえる光景です。

この行事の意味は、お寺のお墓でご先祖様の魂を盆綱にお乗せし、地域の各ご家庭までお連れするというもの。すなわち迎え盆の行事であり、大切なご供養の一環です。

当日は夕方6時過ぎに、約100名近い地域の方々に見守られながらお寺を出発し、各家をめぐり終えるのは夜9時近くになります。

地域の皆さまの温かい支えのおかげで、今年も無事にみんなの家に仏さまをお届けすることができました。

小学校低学年の子どもたちにとっては大変なお仕事ですが、終わった後にお菓子やジュースをたくさんもらえて、みんなとても喜んでいるようです。

なお、この「盆綱」の様子は、2019年8月14日付の読売新聞茨城版にも紹介されました。

​※2020年以降、実施しておりません。

新盆大施食会(しんぼんだいせじきえ) 毎年8月16日

毎年8月16日、守徳寺では近隣のご寺院さまにお手伝いをいただき、「新盆大施食会(しんぼんだいせじきえ)」が厳修されます。

新盆大施食会とは、この1年間に亡くなられた方をお迎えするお盆にあたり、そのご家族がご先祖さまの魂を供養するとともに、餓鬼道(がきどう)に苦しむ浮かばれない霊たちにも食べ物を施し、その苦しみを和らげるために行う法要です。

つまり、新たにご逝去された方の御霊を手厚く供養し、さらにすべての苦しむ霊に対しても慈悲をもって供養を施す、大変意義深い法会といえます。

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